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頑固な親にお金を借りる際の頼み方とは!?4つのポイントとは。

目次

親にお金を借りたいと思ったことがある人も多いでしょう。

一般的にお金を借りるという時には、金融機関を使う人が多いです。

しかし金融機関に借りるには審査があり、金利も高めの設定であることが多いので、できれば親から借りたいと考えるケースも少なくありません。

最近では10代や20代だけではなく、30代や40代の人でも住宅の購入資金として借りるケースも目立っているほどです。

ここでは親にお金を借りる時に、どのように頼めばいいのかを解説していきましょう。

親にお金を借りる失敗しない頼み方

親にお金を借りる時にはどのように頼めばいいのでしょうか。

余程お子さんに甘い親御さんであれば、理由などつけなくてもお金を貸してくれるかもしれません。

しかし一般的に考えると、親御さんとしても少々のお金なら良くてもまとまったお金を貸すのには理由を必要とします。

そんな時にどういう頼み方をするのがいいのか確認しましょう。

ここで対応を間違ってしまうと、話そのものがなくなる可能性があります。

そのためしっかりと作戦を練っておくことが大切です。

1つポイントになるのは、感情的にならず冷静に話をする点でしょう。

嘘はつかないようにする

話し合いをする時に、最も重要なことは嘘をつかないことです。

親にお金を借りるということで、後ろめたい思いをするかもしれませんが、それを理由にして嘘をついてしまうのは良くありません。

仮に嘘をついて借りてしまったとしても、いつまで嘘をつき続ければいいのでしょうか。

それなりにまとまった額を借りるのであれば、やはりどんなことに使ったのか、使った結果はどうだったのか親だからこそ聞かれることも多いはずです。

いつまでも矛盾なく嘘をつき続けることができる人というのは、かなり少ないと言えます。

結果として嘘がバレてしまいますと、親子げんかだけではすまない可能性すら出てきます。

ですので嘘をつかないことは最低限の礼儀でもあるのです。

一般的に親にお金を借りる理由としては、自動車や住宅などの購入資金にするといったものが多いです。

これらの理由であれば、しっかりと提案すれば貸してもらえるのではないでしょうか。

親の意見も否定しない

親にお金を借りたいと話をしたとしましょう。

こういう理由でお金を貸して欲しいというところから始まりますが、流れの中でどうしても親の考えという話がでてきます。

この時に注意したいのが、仮に自分の意見を否定されたとしても、親の意見を否定しないことです。

頭ごなしに否定してくる親御さんは少ないでしょうが、両手をあげて賛成してくれるケースも珍しいと言えます。

どちらかと言えば子どもの意見を聞いて、こういう方向じゃダメなのかなどのような提案もしてくるはずです。

ここで親の意見に反対すると、そこで話が終わってしまう可能性もあります。

もちろんすべてにおいて賛成する必要はありませんが、親の意見を否定せずに聞いて自分の中に取り入れる柔軟さも必要です。

いくら家族だと言っても勘違いしてはいけないのが、世の中お金を出す方が強いということです。

ここを忘れてしまったり、家族だからと甘えて強弁しても意味はありません。

むしろ話がこじれてしまう可能性が高いでしょう。

特に開業資金を借りたいなどのケースなら、親の意見も聞いて自分にない部分の考えを補うことも考えてください。

先にもお伝えしましたが感情的になるのが、最もよくありません。

冷静に話し合いをするためにも、親御さんの意見にも耳を貸して納得できる部分は納得しましょう。

その上でどれだけお金を貸してくれるのか、話し合いをした方が建設的です。

小さな要求から提案してみる

また親にお金を借りるとしても、最初は小さな要求から提案してみることをおすすめします。

これは交渉テクニックの1つで、フットインザドアとも呼ばれるものです。

絶対に聞いてもらえるような小さな要求をして、そこで快諾してもらった後に本題を話すというものです。

ただ交渉テクニックだからと絶対に使う必要はありません。

それとは別に小さな要求を提案して、叶えてもらうことによるメリットもあるためです。

どんなメリットかと言うと、金融機関でお金を借りるのと同様に信用を得るという意味合いと、親御さんがどこまで許してくれるのかを図る意味合いがあります。

本当に借りたいのは1000万円だとしても、最初は100万円程度にしておき、きっちりと利息も含めて完済したとすればどうでしょう。

いくら親子の間柄といっても、親御さんにすればやはり大切なお金です。

最初から無条件に1000万円貸して欲しい、といっても不安な気持ちはあるはずです。

ですので最初は小さく提案をして、実績を作ってください。

そうすれば親御さんとしても、お金を貸してもうちの子どもはしっかり返済してくれると信用してくれます。

これは家族として信用している、していないという話ではありません。

やはり家族であっても、お金というのは1つ間違えるとトラブルの原因になるものです。

だからこそ親御さんを安心させる意味でも、最初は小さな要求を提案してみるのです。

またお金を貸して欲しいと言える間柄ではない、家族もあるでしょう。

そんな時にどこまでがボーダーラインになるのかを知ることも大切なので、最初は小さく要求すべきです。

その上で少しずつ話を広げていくことも重要です。

本題にたどり着くまでに時間はかかるかもしれませんが、確実にステップアップできるとも言えるでしょう。

こんな理由でお金を借りるのはやめたほうがいい

親にお金を借りる理由にはなにがあるのでしょうか。

アンケートによれば住宅を購入する時の資金の一部を借りる、というケースが多いようです。

また企業を立ち上げる資金にしたい、旅行や車の購入資金にしたいなども比較的に多い理由となります。

これらの理由であれば、正直に告げるのも特に問題ありません。

しかしギャンブルや、金融商品への投資、遊興費などに対してお金を貸してくれというのはNGです。

これらに使う目的でお金を貸して欲しいとは、いくら家族であっても言いにくいことでしょう。

そのため嘘をついてしまうケースも少なくありません。

しかし最初にお伝えしたように、嘘をついてまでお金を借りるのは避けた方がいいです。

後々になって大きなトラブルに発展する可能性も高いため、上記のような理由でお金を借りたいのなら、自分で稼ぐか素直に金融機関に頼った方がいいでしょう。

仮に素直に告げたとしても、馬鹿なことを言うなと説教をされてしまう可能性が高いです。

これは当然の反応ですので、どうしてもお金が足りないとしてもギャンブルなどに使うのに借りるのは良くありません。

実際に親からお金を借りた人の体験談を検証

では実際に親からお金を借りた人の体験談では、どういう話が多いのでしょうか。

最も多く見られたのは、素直に頼むのがいちばんという意見です。

お金に困っているから貸して欲しいとストレートに頼んだら、意外とスムーズに貸してくれたという体験談が多く見られます。

反対に失敗したという体験談では嘘をついてしまったり、適当な理由でお金を貸して欲しいといった意見が散見できました。

やはり親御さんとしても大切な老後の資金なので、いくら子どもだからといって無条件で貸すのは抵抗がある人も多いのです。

しかし正直にお金に困っている理由を話して、真摯な態度で臨めば借りられる可能性も高くなります。

きちんと返済の意思があって、返済までの期間をしっかり区切っておくのもポイントでしょう。

お金を借りる時は、いったん親子であるという関係性を横において、きちんと話をすることが大切です。

頑固な親にお金を借りる際にトラブル回避するコツとは

親と一口にいってもその正確は様々です。

お金を貸して欲しいと頼んだ時に、素直に賛成してくれる人もいればそうでない人もいます。

特に頑固な親御さんですと、話し合いの最中に口論へと発展してしまうこともあります。

そんなトラブルを回避するにはどうすればいいのでしょうか。

1つは家族間である甘えをなくして、ふだん接する時の態度ではなくビジネス的な態度で接するのも大切です。

感情だけで訴えるのではなく、事務的に遣り取りをすることで誠意を見せられますし、契約関係なども説明をすれば聞いてもらえる可能性が高くなります。

こうした態度のメリハリをしっかりとつけることによって、親御さんとしても子どもが真剣に話をしているのだと、自然に理解できるでしょう。

頑固な人というのは思い込みが強かったりしますが、そうした考えをひっくり返すには身近な人の成功談などを話してみるのもおすすめです。

なかなか厳しいかもしれませんが簡単に諦めてしまうのではなく、断られたとしてもまたチャレンジするくらいの気持ちでいましょう。

その点は親子なのですから、変にギクシャクする必要もありません。

何度かお願いをしている間に、態度が軟化していく可能性も高いです。

借用書を交わす

頑固な親御さんからお金を借りる時のポイントになるのが、借用書の存在です。

これは家族としなれ合いですますのではなく、対個人としてお願いしているのだという証拠になります。

借金の額だけではなく、利息や返済方法、返済期間など詳細に詰めたものであるほど信用は得やすくなるでしょう。

要するに家族としてはではなく、ビジネスとしてお金を貸して欲しいという商談をもちかけるわけです。

もちろん完全に家族という関係性が抜けるわけではありませんが、こうしたポイントを押さえておくのは重要になります。

また頑固な親御さん向けというだけではなく、借りる額にによっては税金の対策にもなるのです。

そのため親にお金を借りるのに借用者なんていらない、とするのは良くありません。

むしろ家族だからこそ、きちんとけじめをつけるという意味でも借用書が大きな役割を果たしてくれるでしょう。

もちろん借用書を交わす以上は、きちんと返済しなくてはいけません。

この返済を親子だからと疎かにすると、それこそトラブルの原因となってしまいます。

親子として甘える部分はあっても、返済には大人同士としてきちんと線引きをしておきましょう。

金利を払う

借用書のところでも触れましたが、金利を払うのも大切なポイントになってきます。

金利といっても金融機関ほど、高く設定する必要はありません。

借りる額にもよりますが、仮に消費者金融の金利である年利18%などであれば、わざわざ親御さんに借りる必要がなくなります。

だいたいの相場としては1%なのですが、こうした金利をつけることで誠意を見せることになるでしょう。

ただで借りるのではなく、ビジネスであるとのアピールにもなります。

また借用書と同様に、金利を支払うことで贈与と見なされにくくなるのもポイントです。

ご存じの人も多いでしょうが、年間で110万円を超える額は贈与税の対象となります。

この非課税枠以上のお金を借りるのなら、贈与ではなく貸借だとはっきりさせなくてはいけません。

その時に1つのポイントになるのが、金利を支払っているかどうかなのです。

つまり家族間でも誠意を見せるという意味と、税金対策という2つの意味で金利の支払いは効果的だと言えるでしょう。

親からの借金にかかる金利は1%にすべき理由

親から借金をするとしても金利を設定しておくことは大事です。

金利なんて別に払わなくてもいいのでは、と思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。

なぜなら無利子だと贈与税の問題がでてくるからです。

年間で110万円以上のお金を援助した時には、贈与税の対象となってしまいます。

これを超える額を借りるのなら、金利はせめて1%程度はつけておく必要がでてくるのです。

なぜ金利は1%なのかと言うと、これは社内融資などの主な金利だからになります。

基本的に金利の設定は自由なのですが、あまりにも低すぎる金利であるとほぼ贈与と変わらなくなってしまうのです。

例えば0.00001%の金利となると、借りた額次第ではほとんどお金を支払う必要がありません。

これでは税務署が贈与と変わらないと判断する可能性があります。

そこで社内融資など実際に認められている、低金利とほぼ同じくらいの利率にしておくと安心できるでしょう。

親にお金を借りるなら贈与税や相続税にも気をつける!

先述したように親にお金を借りるとしても、税金の問題を気にしなくてはいけません。

特に贈与税はその対象になることが多いため、しっかりと内容を把握しておく必要があるでしょう。

逆に贈与税の課税対象とならない範囲でお金を借りるのなら、特に気にする必要はありません。

また実はお金を借りる時には、相続税についても気をつけておくといいです。

上手に利用すれば自由に財産の贈与が可能だからです。

ではどのような面で注意すればいいのか、具体的に見ていきましょう。

借りているお金に贈与税がかかってしまう理由とは

親からお金を借りているのに、贈与税の対象となることがあります。

それはいくつかの理由があるため、税務署にそう判断されるのです。

そこで代表的な理由を紹介していきましょう。

最も大きいのが借用書のない借金であるケースです。

口約束をしたといっても、それは贈与なのか借入なのか第三者が判断することはできません。

そのため一般的には口約束をしたとしても、贈与だと判断される可能性が高いのです。

そこでしっかりと借用書を作っておく必要があります。

ここには借入金額、金利、返済方法、返済期限などをしっかりと明記しておくと贈与だと疑われにくくなるでしょう。

もう1つ注意したいのが、返済不能なほどの高額融資です。

仮に年収が300万円の人が、いくら親からだといっても1億円の借入をするのは無理があります。

この場合返済が可能かどうかを聞かれると、難しいと言わざるを得ません。

そのため最初から返済の見込みがない融資は、贈与と見なされてしまうのです。

つまり贈与と見られないためには、借入する子どもの収入にあわせてある程度は現実的な数字でなければいけません。

贈与税がかからないようにする方法

では贈与税がかからないようにはどうすればいいのでしょうか。

これはシンプルに前述した、贈与とみなされる借金でなければ大丈夫です。

つまり子どもの収入にあわせての借入額とするもの、贈与ではないと証明するために契約書をしっかりと作ることの2点が重要となります。

特に契約書に関しては決まった書式があるわけではありませんので、注意をしておきましょう。

必ず明記したいのは契約書の作成年月日と、借主及び貸主の住所氏名に押印があります。

他にも借入金額に、融資を受けた日、返済方法と返済期日、利息に遅延金、期限利益の喪失については必ず記載しておきましょう。

ちなみに押印については三文判でも良いのですが、実印を使ってください。

また1万円以上の金額だと、収入印紙も必要となります。

もう1つ贈与と見なされないポイントとしては、返済している証拠をしっかりと残すことも重要です。

そのため親への返済には銀行口座への振込を行いましょう。

仮に税務署に問われたとしても、借用書と返済実績があれば贈与と見なされる可能性は低くなります。

贈与になっても贈与税がかからない金額でかりる手もある

もう1つ覚えておきたいのが借金の額によっては、贈与税が非課税になるというケースです。

贈与税とは年間で110万円までの受取であれば非課税にできます。

しかも10年間継続して贈与することが認められていますので、最大で1100万円までならば贈与税がかからないのです。

この制度を利用すれば贈与と見なされたとしても、贈与税はかかりません。

そのため借用書の作成などが面倒なのであれば、借金の額を贈与税の非課税枠内におさめておく手段もあるでしょう。

この場合は金利を設定しなくても問題ありませんし、返済についても銀行振込ではなく手渡しであっても大丈夫です。

証拠を残さなくても非課税枠となるため、突つかれたとしてもやましいことがなくなります。

この違いを覚えておくと、お金を借りる時にも役だってくれるでしょう。

住宅購入資金は贈与税非課税枠が増える

親にお金を借りる理由として最も多いのが、住宅の購入資金の一部にするというものです。

最近では親御さんの方から資金援助を申し出てくれるケースなどもあるそうですが、この住宅資金については実は贈与税が非課税になる特例があります。

先にもお伝えしたように贈与税は年間で110万円までならば、非課税となります。

しかし住宅の取得に関する資金については、さらに大きな額を借りたとしても非課税にできるのです。

2020年の3月31日までであれば省エネ住宅なら1200万円まで、それ以外の住宅なら700万円までが非課税となります。

さらに2020年の4月1日から2021年の3月31日の間は、省エネ住宅で1000万円、それ以外の住宅で500万円までが非課税です。

つまり時期としては、早い方が多くの資金を得られます。

ただしこの住宅購入資金に使える、贈与税非課税枠については要件が決まっているのです。

直系の尊属であり、受贈者が贈与を受けた年の元旦には20歳以上であることが条件の1つになります。

また贈与を受けた年の合計所得金額が2000万円以下であること、配偶者や親族など一定の関係者から取得した家ではないことも満たさなくてはいけません。

非課税とするためには他の条件も満たした上で、税務署への書類提出も欠かせません。

戸籍謄本や登記事項証明書、住宅請負契約の写しなどが代表的です。

さらに贈与を受けた翌年の3月15日までに入居しないといけないという条件もあります。

住宅のタイプにもよりますが、注文住宅の場合は入居日が間に合わないなどのケースも考えられるでしょう。

この点はしっかりと把握して、上手に利用してください。

親にお金を返済する方法は銀行振込がおすすめ

上でも少し触れましたが、親に借りたお金を返済する方法についてです。

贈与税との関係もあるため、基本的にはきちんと返済をしている証拠が残る銀行振込がおすすめです。

手渡しの返済でも領収書を発行するなどで、対応することはできます。

しかし確実に第三者の証拠が残るという意味で、銀行振込を使っておいた方が便利でしょう。

手渡しで領収書を発行しているといっても、実際のお金の動きが見えないために空で発行しているかもと疑われてしまいます。

ですのでしっかりとお金が動いている証拠を残す意味でも、銀行振込は重要なのです。

この返済方法の取り決めにしても、借用書に明記しておきましょう。

毎月何日に何万円を振り込みするといった形です。

さらに返済に遅れた時のために、遅延損害金の設定などもしっかりとしておくといいでしょう。

そこまで細かく取り決めしなくてもと思われるかもしれませんが、贈与税の対象とみなされると税額も大きくなりがちです。

そのためきちんと贈与ではなく、貸借であるとはっきりさせる必要があります。

まとめ

親にお金を借りる方法のまとめでした。

意外と最近では親にお金を借りる人は少なくありません。

10代や20代の若者だけではなく、30代や40代でも珍しくないのです。

特に住宅の購入資金のために借りるというケースが目立ちます。

ただお金を借りるのは良いのですが、贈与とみなされないためにも借用書をしっかりと作っておいてください。

また親御さんにお金を借りる話をする時は、嘘をつかずに正面突破するのをおすすめします。

口コミなどでも下手にいいわけをすると成功率が下がるようですので、きちんと借用書も作ってなぜお金を借りたいのか、きちんと説明するようにしましょう。